閉経後のオリモノについて


女性の身体は常に変化を続け、小学生くらいからはじまった生理も、年齢を重ねるとやがて終わりを迎えることになります。生理が終わることを、一般的に「閉経」と呼びます。閉経を迎えると、確かに生理は終わりますが、オリモノが分泌しなくなるわけではありません。

 

閉経後の女性のオリモノの変化について

女性が閉経を迎えても、オリモノの分泌は引き続き行われます。ただ、生理が来ていたころとまったく同じ分量のオリモノが分泌され続けるわけではありません。個人差はありますが、閉経後のオリモノの分泌量は減少の傾向をたどります。

 

 

閉経後の女性のオリモノの分泌量が減少する理由

そもそもオリモノの分泌量は、本来であれば、年齢とは関係ありません。年齢と関係しているわけではなく、女性ホルモンの活性とオリモノの分泌量が関係しているのです。

 

オリモノの分泌量と関係しているホルモン物質は、主にエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンです。女性が年齢を重ねて閉経を迎えるころになると、エストロゲンの活性が徐々に低くなります。それにともなって、オリモノの分泌量が減少していきます。

 

ですから年齢とオリモノの分泌量が関係していると見えるのはあくまでも見かけ上であり、実際はエストロゲンという女性ホルモンの活性が低くなったことがオリモノの減少と密にかかわっているといえるのです。

 

 

閉経しても引き続きオリモノのチェックは重要

閉経によって、女性器からの分泌物に対するケアが薄れる女性が増えます。年齢も経験も重ねている女性であるがゆえに、少々の身体の変化には驚かないケースが多いということもあるでしょう。

 

しかし、閉経したからといって、オリモノが何もサインを送らなくなるというわけではありません。引き続き、オリモノのチェックは重要になります。

 

 

閉経してオリモノが増えた場合は何らかの病気のサインかも!?

一般的に、閉経後の女性のオリモノの分泌量は減少する傾向にあります。ところが、閉経を迎えたにもかかわらず、あるとき急にオリモノの分泌量が増加したという経験をする女性もいます。

 

閉経後のオリモノの増加は、女性の身体の仕組みを考えたとき、明らかに大きな矛盾であるといえます。したがって、閉経したにもかかわらずオリモノが増えたというケースでは、何らかの病気、もしくは体調の変化のサインとなっていることが考えられます。

 

 

可能性が高いのが、細菌性の疾患である「老人性膣炎」です。老人性膣炎は感染症の一種ですから、膣の炎症によってオリモノの分泌量が増加することがありうるのです。

 

老人性膣炎以外にも、たとえば悪性腫瘍が婦人科系器官のどこかに巣食ってしまったという重篤なケースもまれにあります。閉経後にオリモノが増加したときには、健康面でいろいろケアを払うべきであるといえます。

 

 

閉経後はむしろオリモノがサインになりやすい

女性のオリモノの分泌量は、20代〜30代にかけてピークであるとされます。若いころにもオリモノは健康面での何らかの重要なサインになることが多いです。また、分泌量は減っても、オリモノが健康面で何かを教えるサインとなっている可能性は高いのです。

 

それゆえ、量ばかりでなく、色や粘り気、ニオイなど、オリモノに何らかの変化が表れたら、早目に医療機関で検査などをしてもらったほうが無難であるといえます。どの年齢の女性にもこれは言えることですが、閉経後の女性には特にあてはまるのです。

 

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